SEOについて
SEOとは「Search Engine Optimization」の略になり、日本語では「検索エンジン最適化」となります。
検索エンジンとは、GoogleやYahoo!、Bingなどインターネット上に公開されているWEBページを検索するするためのシステムです。
これらの検索エンジンがWEBサイトの中身を正しく認識できるようにWEBページを最適化することがSEOです。
例えば、「このページはどんなキーワードで書かれているのか?」ということをGoogleに伝えます。
それにより、そのキーワードで検索したユーザーに対して、該当ページを正しく提示することができます。
ただ、検索のアルゴリズムは、検索エンジンによって異なります。
その為、各検索エンジンに合ったSEO対策を行わないといけないことになります。
ですが、日本の検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!で95%以上を占めています。
さらに、Yahoo!はGoogleと提携しており、Googleと同じ検索アルゴリズムを採用しています。
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つまり、日本では、実質的にはGoogleのみの対策を行えばよく、日本のSEO対策はGoogle対策とイコールになります。
因みに、日本の検索エンジンのシェア3位はBing(Microsoft)になります。
余裕のある方は、Bing対策も行うのもありですが、無視しても問題はないです。
SEO対策は何をすればいい?
SEO対策といっても、具体的に何をすればいいのか分からないですよね。
そこで、主なSEO対策の内容をまとめておきます。
- タイトルタグの最適化
- メタディスクリプションの設定
- H2、H3タグへのキーワードの設定
- 被リンクの獲得
- 内部リンクの設定
正直、SEO対策は100%行う必要はありません。
個人的には、60~70点くらいできていれば問題ないと考えています。
というのも、現在では多くのWEBサイトでしっかりとSEO対策を行われとり、SEO対策では検索順位に差が出にくいです。
SEO対策に注力しすぎて、他がおろそかになることの方が問題です。
それよりも、WEBサイトの各ページのコンテンツを充実させることが重要です。
さらに、定期的に新しいページ・記事を追加したり、既存ページのリライトを行うことの方が重要です。
タイトルタグの最適化
タイトルタグとは、ページ全体のタイトルを設定するタグです。
「<title>ここにタイトル</title>」という形式で設定することができ、SEO対策の中で最も重要なタグになります。
タイトルタグにはキーワードをしっかりと設定し、32文字以内で簡潔に設定する必要があります。
例えば、会社概要のページであれば「株式会社○○○○の会社概要」という感じで、会社名と会社概要という2つのキーワードを設定する必要があります。
- キーワードを含める
- 同じキーワードは複数回使用しない
- 32文字以内で設定する
- 分かりやすく簡潔で、かつページ内容が分かるタイトルにする
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションとは、ページの説明文を設定するタグです。
説明文はGoogleの検索結果に表示されるので、ユーザーのクリック率に大きく影響します。
クリック率とは、Google検索結果に自分のページが表示された際に、ユーザーがそのページをクリックして閲覧される割合になります。
つまり、メタディスクリプションに設定した説明文が魅力的であればアクセス数は増えます。
逆に、ユーザーに刺さらなければ、クリックされずにスルーされてしまいます。
因みに、メタディスクリプションを設定する場合には、以下のような点を意識しましょう。
- 120文字以内で設定する
- ページの内容を簡潔に、かつ分かりやすく説明する
- ページの内容と乖離が無いようにする
メタディスクリプションには、直接的なSEO効果はありません。
ですが、クリックしてアクセスするユーザー数が増えれば検索順位にもいい影響を及ぼす可能性もあります。
メタディスクリプションも手を抜かずにしっかりと設定しましょう。
H2、H3タグへのキーワードの設定
H2タグ、H3タグとは、見出しタグと呼ばれるタグです。
ページ内のコンテンツを段落に分けるために使用するタグで、実際にはH6タグまで存在します。
その中でも、H2タグ、H3タグは重要で、これらの2つのタグにもサブキーワードを含めておくと、そのキーワードでのページへの流入も見込めます。
ただ、キーワードを詰めこむのはNGで、簡潔に設定することも重要です。
因みに見出しタグの中で一番重要なのはH1タグです。
ですが、基本的にH1タグの内容はタイトルタグと同じで問題ありません。
被リンクの獲得
被リンクとは、外部リンクとも呼ばれ、他社サイトから自分のサイトへ貼って貰うリンクのことです。
被リンクの獲得は、検索順位にも大きく影響します。
その為、積極的に被リンクを獲得するための行動が必要です。
例えば、商品気を書いたら、その運営元に「自分の記事へのリンクを貼って貰えないか?」を依頼します。
地味な活動ですが、これをやるだけでも時々被リンクを設定して貰うことができます。
ただ、被リンクは、関連性の高いWEBサイトからじゃないと効果が薄いです。
また、被リンク元のWEBサイトの質が低いと、やはり被リンク効果はかなり薄いです。
良質な被リンクを得るための行動が重要になるので、その点も意識しておきましょう。
内部リンクの設定
内部リンクとは、同じWEBサイト内で各ページを繋いでいくためのリンクです。
被リンクとは異なり、内部リンクに直接的なSEO効果はありません。
ですが、内部リンクを適切に設定することで、WEBサイトからの離脱を防ぐことができ滞在時間も長くなります。
その為、間接的にはSEOに良い効果をもたらします。
また、Googleクローラーの巡回効率も上がり、ページがインデックスされやすくなるメリットもあります。