レンタルサーバーについて


レンタルサーバーについて

レンタルサーバーについて

レンタルサーバーとは、そのままですがレンタルして利用するサーバーです。

 

サーバーは、個人で構築して運用するとなると、かなりの費用が掛かります。

しかも、高度な専門知識が必要なために、運用を専門家に任せることになり、コストが馬鹿になりません。

※数十万円レベルではなく、年間で数百万円~数千万円レベル、規模大きいと億単位になるとお考え下さい。

 

そこで、一般的にレンタルサーバーを利用します。

レンタルサーバーにも様々な種類がありますが、ホームページの公開では、共用サーバーと呼ばれるタイプのサーバーを利用します。

 

レンタルサーバーを利用することで、月額1,000円前後、年額にして15,000円程度で利用することができます。

格安サーバーを利用すれば、その半額程度で利用することもできます。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーにもいくつかの種類がありますが、主なものは「共用サーバー」「VPS」「専用サーバー」の3つです。

 

また、「クラウドサーバー」もレンタルして利用するので、レンタルサーバーの一つと考えられます。


共用サーバー

共用サーバーとは、1台のサーバーを複数の利用者で共有して利用するサーバーサービスです。

一般的には、WEBサイトの公開やメール送受信で利用されることが多いです。

 

複数利用者と共有して利用することで料金を抑えることができるのが、共用サーバーの大きなメリットです。

その為、アフィリエイトや個人ブログなどは、ほぼ共用サーバーを利用されています。

また、中小企業の会社ホームページやサービスサイト、メディアサイトなどでも、共用サーバーを利用される場合が多いです。

 

因みに、共用サーバーでは、1台のサーバーにインストールされたメモリ・CPUを共有することになり、他利用者の影響を受けることもあります。

そこが、共用サーバーのデメリットにもなります。


VPS

VPSとは、日本語で「仮想専用サーバー」と言い、共用サーバーと同様に1台のサーバーを複数のユーザーと共有して利用します。

 

ただし、利用者ごとにメモリ・CPUが割り当てられるため、共用サーバーと比べて他利用者の影響を受けにくいというメリットもあります。

その為、快適なサーバー利用が可能となっています。

 

VPSのデメリットとしては、「利用料金が高い(月額2,000円~)」「運用コストが掛る」という点です。

利用料金はスペックにもより、高スペックなサーバーが必要な場合には月額1万円を超えることもあります。

また、VPSは、共用サーバーとは異なり、ソフトウェアのインストール・管理などは利用者自身が行うことになり、サーバーの運用コストが掛るのも大きなデメリットになります。

 

因みに、VPSの場合には、WEBサイト運営以外にも、ゲームのマルチプレイサーバー構築、FX自動売買環境の構築、ビジネスツールの利用環境の構築など、様々な使い方が可能です。

 


専用サーバー

専用サーバーは、1台のサーバーを1人で専有できるサーバーサービスです。

その為、他利用者の影響を受けることなく、かなり快適なサーバー利用が可能です。

 

また、スペックも高く非常に高性能なレンタルサーバーです。

 

ただ、専用サーバーの料金は非常に高く、初期費用だけでも10万円以上掛かることもあります。

月額料金も1万円以上というのも珍しくなく、かなり高額になります。

 

さらに、VPSと同じく運用コストも掛ります。

ですが、最近では、マネージド専用サーバーと言う、サーバーの運用もサーバー会社が行ってくれるサービスも人気です。

要は、専用サーバーを共用サーバーのような感覚で利用することができ、高性能なサーバーを運用コストをかけずに利用することができます。

 

ホームページの公開なら共用サーバーでOK

ホームページの公開で利用する場合には、ほとんどの場合、共用サーバーで問題ないです。

 

ホームページの規模にもよりますが、個人利用ならVPSや専用サーバーはオーバースペックになります。

さらに、法人利用でも、会社サイトや店舗サイト、会社ブログなどであれば共用サーバーで全く問題ないです。

 

基本的に、ホームページ運用ではVPSや専用サーバーを検討する必要は全くありません。

 

ただし、大規模なホームページ運用やメールサーバーが必要な場合には、VPSや専用サーバーを検討するのもおすすめです。

共用サーバーよりも容量が多いサービスも多く、大規模な容量が必要な方にも対応できます。